練習グリーンの増設中

1番ホールと10番ホールのティインググランド付近にそれぞれ380㎡程度の練習グリーンを増設中です。

既存の練習グリーンは2面ありますが、一つは経年劣化による排水不良を起こしていて、もう一つは逆に土壌に使った砂が粗すぎて過剰排水で管理に非常に苦労をしています。排水不良している方をAグリーン、過剰排水の方をBグリーンと便宜上呼ぶことにすると、Aグリーンで使われている砂はもともと角張っていて締まりやすいものなうえに、これまでの管理で使用した薬剤や肥料による化学変化や残留物によって排水が悪化しました。Bグリーンは9年前にコーライグリーンをグリーン床からやりなおしてベント化したものですが、使用した砂や造成方法に問題があり、過剰に排水されている状態にあります。

9年前にBグリーンと6番ホールのグリーンを作りなおしましたが、当時の僕はグリーン造成の知識がなかったので、キーパー任せにしたところ、今から考えると非常に問題のある構造および材質を使ったグリーンを作ってしまいました。新しいにも関わらず、毎年6番ホールと練習グリーンBには苦労させられています。

これらのグリーンの不具合は造成してすぐから出始めていたので、グリーンの構造について遅まきながら勉強しました。いくつかのメジャーな造成方法があるなかで、USGAのグリーンセクションが推奨する方法が最も普及しているらしいことがわかってきました。その後、キーパーが変わりましたが、新しいキーパーはグリーンの構造に詳しく、USGA方式のグリーンを実際に作った経験のある人でした。京葉CCでもショートゲーム練習場のグリーンをUSGA方式で作りました。このグリーンはその後の猛暑にもビクともせず、冬の寒さにも問題がありません。グリーンの健康状態は根を見ればわかりますが、1年を通じてかなり深く(20cm以上)根を下ろしています。京葉の他のグリーンだと真夏などは3cm程度までになってしまうので、その差は歴然としています。もちろん、使用状態が異なるので一概に比較することはできないので注意が必要です。

以上のような経過から、今回の練習グリーンもUSGA方式で作ることにしました。グリーンの土壌は深さ40cmあります。下の10cmは砂利層です。上の30cmは砂と土壌改良材の混合層になります。土壌改良材には通常ピートモスという有機物を使いますが、最近では様々な無機物も使われるようになっているようです。今回はプロファイルという商品名の無機物も検討しました。

USGA方式のグリーンを作るには、まず材料(砂利、砂、改良剤)がその要件に適合しているかをUSGA認証ラボで検査しなければなりません。その結果、砂80%、ピートモス20%が望ましいことがわかりました。砂利は残念ながらテストをパスしなかったため、別の砂利を再テストしなければならなくなりました。こうした検査は送られてきた資材ごとに必要で、別のロットで大丈夫だったから、昔検査したから今回も大丈夫ということにはならず、また、それぞれの相性もあるので面倒は面倒です。

工事は天気にもよりますが、来週中か、遅くとも再来週の前半には終わる予定です。その後、暖かくなるのを待って(3月終わり頃)グリーンの種を蒔きます。品種は現在グリーンに使用しているタイイです。タイイよりも新しい品種がいくつも開発されていますが、京葉での使用実績やターフクオリティには満足しているので、未知の品種を試すリスクを負う必要は感じませんでした。

使用開始は7月1日を予定しています。使い始めはどうしてもスピードは出ないのでなかなか満足できるベルにはなりませんが、最終的には良いものになると思います。2面増えることにより、既存の練習グリーンへの負担も軽減されることを期待していますが、いかんせん土壌がかなり悪い状態にあるのでどうなるかわかりません。場合によっては新グリーンが安定した段階でこちらも土壌からやり直します。

【2014年3月13日追記】

別の砂利をラボに送って検査したところ、今回は無事パスしました。晴れて今回使った砂利、砂、ピートモスの組み合わせはUSGAの推奨に適合していることになりました。

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ゴルフにおけるフェアネス

ゴルファーはフェアネスを非常に気にする傾向がありますが、僕はこれはかなりどうでもいいことだと思っています。

設計のフェアネス・状態のフェアネス

「フェアである」とは「各プレーヤーが同じ条件でプレーできること」と定義すれば多くの人に同意してもらえるでしょうか。

このように定義した場合、コースの設計はどのプレーヤーにとっても同じなので、常に「設計はフェアである」となります。しかし、どのコースにも有利不利はあり、例えばオーガスタは昔からドローヒッター有利とされています。それではこれをもってオーガスタはフェアではない、フェードヒッターにも同程度有利になるように改造すべきだ、となるでしょうか。

すべてのコースはロングヒッターに有利にできています。ロングヒッターはいつでも短いクラブを使うことでショートヒッターになれるからです。だからこそゴルファーは飛距離アップに血道を上げるわけです。では距離の長いコースはアンフェアなのでしょうか。

今度は林間コースでのドッグレッグを考えてみましょう。ロングヒッターはグリーンを狙えるところまで飛ばせるが、ショートヒッターはそこまで飛ばず、林が邪魔で3打目勝負を余儀なくされるようなホールです。これはフェアでしょうか、アンフェアでしょうか。

ときどきバンカーの先に木が植えられているようなホールを見かけます。グリーンを狙う方向にボールを打つことが不可能なケースです。ダブルハザード(和製英語かと思いますが)とも呼ばれますが、これをアンフェアという人がいますが、どうでしょうか。上述の定義に照らせばアンフェアではないですよね。

このように考えると、コース設計由来のフェア・アンフェア問題は存在しないといえると僕は思います。単につまらないコースという烙印を押されるだけでしょう(よほどのマゾではない限り)。

では、コースの状態についてはどうでしょうか。マッチプレーであればほぼ同じ時刻にプレーするのであまり状態の変化はないのでフェアな状態を保てていると言えると思いますが、ストロークプレーの場合、スタート時間によって大きな差が出ることが普通です。

午前中は風が吹いていたのに午後は吹かなかったり、午後になったら雨が降り始めたりします。また、芝は一日のうちに伸びてくるので芝種によっては午後になると顕著に転がりが悪くなったりもします。最終組は多くのプレーヤーに踏まれ、凸凹になったグリーンでプレーします。しかし、これらは人智の及ばぬ自然の摂理の領域で、これをアンフェアだとするのは理不尽だと思います。

バンカーの砂質についても「フェアではない」とよく苦情が出ます。砂が柔らかければ目玉になりやすいと苦情が出ますし、硬ければクラブが跳ねると苦情が出ますが、結局は自分が打ちやすい状態を求めているだけなのだと思います。

ようするに何がいいたいかというと、フェアネスの概念を持ちだして自分のプレーを正当化するのは筋が悪い、ということです。そこが裸地であろうと、舗装された道路であろうと何であろうとあるがままにプレーするのがゴルフの基本です。ルールがそのような状況からの救済を許しているのは単に安全性の確保のためとゴルフのゲームとしての面白さを損ねないためだと思います。フェアネスとは何の関係もないと思います。

フェアネスではなく面白さを基準に

僕は上記すべてのケースにおいてフェアネスではなく、それぞれのプレーヤーが面白いと感じるかどうかを基準に考えればスッキリすると思っています。例えば、先ほど挙げた林間コースのドッグレッグの例を使うと、ドッグレッグを林ではなくバンカー群で実現すれば、ショートヒッターにもバンカーを迂回するルートとバンカー越えを狙うリスクを取ったルートという選択肢が実現し、面白さが増すといえるのではないでしょうか。このような発想の転換はフェアネスに立脚していてはできないと思います。ショートヒッターがロングヒッターに対して不利なことは変わっていないからです。

どうやら多くのゴルファーは「ゴルフコースはこうあるべき」というあるべき姿のイメージを持っているようです。しかし、僭越ながら僕は全く逆の考え方を持っていて「ゴルフコースはこうあるべきという姿は存在しない」と思っています。

マスターズは全世界的に見ても唯一毎年同じコースで開催されるメジャートーナメントだと思いますが、その会場であるオーガスタの美しい映像は日本人のみならず世界中のゴルファーを魅了しています。しかし、オーガスタはひとつの頂点ではあるものの、他にもまったく異なる方向性の頂点に立つコースが数多くあります。単にランキングという意味で言えば、はるかに格上と言えるパインバレーはオーガスタとは全く性格の異なるコースですし、セントアンドリュースもそれら二者とも違います。むしろ違うからこそ面白いわけです。

しつこいですが、バンカーの砂質についてもう一度考えてみましょう。日本ではバンカー用の砂はバンカー用の砂として流通しています。この砂を使うと目玉になりにくいし、本当に気持ちよくバンカーから球が出ます。スピンが掛かって止まります。プレーヤーの気持ちを考えたおもてなしの心を持ったバンカーになります。おそらくアメリカでも似たような状況だと思います。どこにいっても真っ白い砂で非常に打ちやすいです。この状況をトム・ファジオは「オーガスタシンドローム」と呼んでいます。オーガスタこそがあるべき姿であるとの誤解がアメリカでも蔓延していることを揶揄した表現です。

本来のゴルフは自然との戦いだと思います。リンクス(スコットランドの言葉で「砂丘」の意味)ではその名の通り砂丘の上にコースがあるので、穴を掘れば砂が出てきてバンカーになります。「バンカー用の砂」なんてものは存在しません。なので、その土地によってバンカーの砂質は異なります。セントアンドリュースのバンカーの砂などはサラッサラの極端に難しい砂質で、日本で使ったら苦情が止まらないと思いますが、セントアンドリュースでバンカー砂の文句を言っている人がいたら相当滑稽に見えますよね。

こんなこともありました。ある日本人の設計者の方が京葉を訪れて「ここはフェアウェイが少し張っていて、フェアウェイにティーショットが落ちてもヘタするとラフにまで散らばってしまうし、どこへ行くかわからないからフェアではない」と指摘されました。同時に「フェアウェイを少し削ってラフを盛り上げるべきだ、そうすれば、ボールはフェアウェイに集まってくる」とも。なるほど日本には凹型になったフェアウェイが多いのはこの考え方が設計者の間で一般的だからなんだなと納得しました。ここでもおもてなしの心が発揮されていて、なるほどと妙に感心した記憶があります。たしかに良いスコアが出ると面白いのですが、みんながみんな、このタイプの「面白さ」を求めているとしたら、なんだかガッカリですね。

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ドークスケール —The Doak Scale—

トム・ドークはこれまで何冊かのほんを書いていますが、そのうち”The Anatomy of A Golf Course”と”The Confidential Guide to Golf Courses”は有名で、前者はアメリカの大学で教科書に採用されている古典となっているそうです。後者は自ら設計者であるにもかかわらず約800の世界中のゴルフコースを忌憚なく評価し、物議をかもしました。

この本はいわばゴルフ版のミシュランガイドです。旅をする友人のためにどのコースに行くべきで、どのコースは避けるべきかを知らせるために書いたものがベースになっています。その評価の基準を以下でご紹介しましょう。

これは1996年に書かれた本ですが、ドークは93年に日本に来ていてカレドニアン、ゴールデンバレー、東広野、廣野、北海道クラシック、北海道ゴルフ倶楽部、霞ヶ関、川奈、神戸、武蔵、名古屋、鳴尾、小樽、パインレーク、太平洋御殿場、東京、富里がリストアップされています。これらのコースについての評価は怖くてここでは書けないので、興味のある人は僕に連絡を(廣野、川奈が8、東京、鳴尾、霞ヶ関東が7です)。京葉の評価は怖くて聞けませんでしたが、右腕のブライアンに聞いたところ「おそらく2か3だろう」ということでした。


0 – あなたの精神を害するほどわざとらしく不自然なコースで、いかなる状況においてもお薦めしない。造成のためにバカバカしいほど多くの資金を無駄にしたコースで、そもそも最初から造られるべきではなかった。

1 – とりあえずゴルフコースの形をしているコース。設計上明らかな誤りがあるか、メンテの状態が悪いか、そのどちらかかあるいは両方。どれだけゴルフに飢えていても避けるべき。

2 – 設計上の面白みはないが、かといってヒドイところもない平凡なコース。私の友人のデーブ・リチャーズ曰く「ダーッとプレーして、ガーッとビールを飲むためのコース」。

3 – 世界的に見て概ね平均的なコース(ただし、私は「平均的なコース」を見るために旅をするわけではないので、必然的に私のスケールは「良い」「すごい」「最高」に偏っている)。

4 – まぁまぁ面白いコース。18ホール中何ホールか際立っているか、少なくとも風光明媚であったり楽しいゴルフができる。また非常に良いコースであるものの、優れたゴルファーにとって十分なチャレンジを与えるには短すぎたり狭すぎたりするようなコースもこの範疇に入る。

5 – 平均よりずっと良いコース。しかし、私のスケールの中ではちょうど真ん中。近くにいてゴルフがしたくなった時にちょうどよいコースであるが、アラスカにでも住んでいない限りわざわざ一日かけて訪れるほどの価値はない。

6 – 非常に良いコース。そのコースのある町に居合わせたなら間違いなくプレーする価値がある。しかしわざわざ旅してまで見に行く価値があるかは微妙である。ガッカリさせることはないであろう。

7 – 素晴らしいコース。コースから100マイル以内にいるなら見に行くべき。きっちりしたデザイン、面白いホール、よい状態、快適さを楽しめるだろう。しかし、ゴルフの世界に何か特別なものを与えているようなレベルとは必ずしも言えない。

8 – その地域で最も優れたコースの一つ(ある地域では多くのスケール8のコースが散在する一方で、全く存在しない地域もあるが)で、特別に旅を仕立てる価値がある。いくつか欠点はあり、簡単に書きだすことができるかもしれないが、全体として素晴らしいレイアウトに加え本当に特別な面白さによって打ち消されるだろう。

9 – 傑出したコース。間違いなく世界で最高のコースの一つ。状態や距離、残念なホールの存在などに関して弱点はない。死ぬ前に一度は見ておきたい。

10 – ほぼ完璧。一ホールでもスキップしてしまったならば、大事なものを見逃したことになる。このカテゴリーにある全てのコースを見なければゴルフコース設計がどこまでやれるかを理解することは出来ないだろう。いますぐ旅行代理店に連絡を!


参考までに原文を。

0 – A course so contrived and unnatural that it may poison your mind, which I cannot recommend under any circumstances. Reserved for courses that wasted ridiculous sums of money in their construction, and probably shouldn’t have been built in the first place.

1 – A very basic golf course, with clear architectural malpractice and/or poor maintenance. Avoid even if you’re desperate for a game.

2 – A mediocre golf course with little or no architectural interest, but nothing really horrible. As my friend Dave Richards summed up: “Play it in a scramble, and drink a lot of beer.”

3 – About the level of the average golf course in the world. (Since I don’t go out of my way to see average courses, my scale is deliberately skewed to split hairs among the good, the better and the best)

4 – A modestly interesting course, with a couple of distinctive holes among the 18, or at least some scenic interest and decent golf. Also reserved for some very good courses that are much too short and narrow to provide sufficient challenge for accomplished golfers.

5 – Well above the average golf course, but the middle of my scale. A good course to choose if you’re in the vicinity and looking for a game, but don’t spend another day away from home to see it, unless your home is in Alaska.

6 – A very good course, definitely worth a game if you’re in town, but not necessarily worth a special trip to see. It shouldn’t disappoint you.

7 – An excellent course, worth checking out if you get anywhere within 100 miles. You can expect to find soundly designed, interesting holes, good course conditioning and a pretty setting, if not necessarily anything unique to the world of golf.

8 – One of the very best courses in its region (although there are more 8s in some places and none in others), and worth a special trip to see. Could have some drawbacks, but these will clearly be spelled out, and it will make up for them with something really special in addition to the generally excellent layout.

9 – An outstanding course—certainly one of the best in the world—with no weaknesses in regard to condition, length or poor holes. You should see this course sometime in your life.

10 – Nearly perfect; if you skipped even one hole, you would miss something worth seeing. If you haven’t seen all the courses in this category, you don’t know how good golf architecture can get. Call your travel agent—immediately.

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Mr. Tom Doak and the “Classics” その2

前回からの続きです。

ラフプランを受け取ったあと、我々は川奈へと向かいました。僕にとってはこの時が初めての川奈でしたが、トム・ドークはそれ以前にも(おそらく複数回)プレーしてます。川奈へ行くことになった理由はよくわからないのですが、コーディネートしてくれたマサ・ニシジマ氏がこのようなプランを組んでくれたのでした。

結論から言うと、トム・ドークと川奈を一緒にプレーしながら、それも泊まりでゴルフをするというのは至福の経験となりました。川奈ホテルのバーで僕とトム・ドーク、ブライアン、ニシジマ氏、眞利子氏の5人での語らいは何にも代えがたいものとなるでしょう。

ゴルファーなら誰でも自分の思うゴルフコースランキングがあるはずですが、このランキングは時と共に変わります。コースが改造されたり、新しいコースが加わったり、自分の考え方が変わったり。ドークはあちこちでドーク自身のランキングを聞かれているのですが、僕もその時点での彼のランキングが知りたくて僕も彼の現時点でのトップ12は何かを尋ねました。答えはもはや正確には覚えてないですが、パインバレー、セントアンドリュース、シネコックヒル、ナショナルゴルフリンクス、パインハーストNo.2、ミュアフィールド、サイプレスポイント、サンフランシスコ、サンドヒル、ロイヤルカウンティーダウン、ロイヤルメルボルン、メリオンあたりだったように思います。彼は順位をつけるのは好まないので、今挙げた順序は順位を表すものではありません。念の為。

僕にとってむしろ印象的だったのはランクインしなかったコースのほうでした。オーガスタナショナル、オークモント、ペブルビーチ、ウィングドフットなどは彼の好みではないようでした。

ちなみに、ドークは川奈が評価とは別に(といっても高く評価してますが)とても好きらしく、富士コースだけでなく大島コースもカートに乗って興奮して走りまわって見ていました。「こんなにダイナミックなコースはなかなかないよ!」と語っていて、一般的には評価が低い大島コースなだけに僕は興味深く聞いていました。川奈はアップダウンが結構きついので敬遠する人も多いですが、1番と5番の打ち下ろし以外は極端な高低差はないし、自然の地形を活かしたレイアウトは見事だと思いました。僕は特に7番ホールは見事なショートパー4で大好きです。

ドークの川奈への評価も聞きました。コーライグリーンはベントに変えるべきだし、16番ホールの有名なパー3の砲台グリーンはもっと下げたほうが良いだろうと言っていました。レイアウト(ルーティング)については満足しているようでした。そして、「もし川奈のリノベーションの依頼があったら引き受けるか?」という僕の問いに、しばらく沈黙して考え込んだ後「yes」と答えました。リーマン・ショック前の当時、彼のもとには毎月2件以上の新規設計依頼があったらしいですが、そういう状況も考慮した上での真剣な返答だったように思います。

ドークは有名設計家の中では圧倒的に来日回数の多い人だと思いますが、コース設計の歴史についてもかなりのオタクで、アリソンの設計思想や日本での活動にも非常に詳しい人です。世界中を旅して設計して回ったアリソンやマッケンジーに自分をなぞらえているようでもありました(奇しくもふたりともコルトのパートナーでしたね)。

そんなわけで、彼の考える川奈のリノベーションは彼のコースにすることではなく、アリソンの思想を蘇らせるものであることは間違いないでしょう。そういうコースのレストアもこれまで数多く請け負ってきた実績もあります。クリスタルダウンズなどはマッケンジーの設計ですが彼のレストアによって見事に蘇ったそうです。ドークのホームコースでもあります。

コルトやマッケンジーが活躍した1920年代前後はゴルフにおいてもゴールデン・エイジで現在ではその頃に設計されたコースをクラシックコースと呼びます。ドークはこのクラシックコースの設計思想を現代に蘇らせることを目標にしていることは、彼の会社の名前がルネッサンス・ゴルフであることからもよく分かります。(つづく)

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Mr. Tom Doak and the “Classics”

タイトルはJohn Hicksの ”Mr. Keynes and the ‘Classics’” からのパクリです。どうでもいいですね。はい。内容とは関係ありません(多分)。トム・ドークに設計を依頼するまでの経緯や、その後トム・ドークと交流を深める中で知った彼の考え方を備忘録として残しておくと同時に、多くの人と共有したいと思います。

きっかけはツーグリーンをいつかゴルフ本来の姿であるワングリーンにしたい、という先代の社長の思いにあります。その頃の僕はまだ若く、ゴルフが出来ればなんでもいい、ぐらいの認識だったので「へぇ、そういうもんか」という程度に受け止めていました。また僕の叔父は「いいコースは設計家で決まるんだ」と言っていて、それも「へぇ、そういうもんか」と思っていましたが、この二つのことは頭にこびりついて離れませんでした。

2005年に京葉初のプロトーナメントを開催することになり、その勉強としてアメリカのトーナメントを見学に行きました。この機会を利用してパインハーストNo.2をプレーしてきました。このコースは以前に広告で知っていてなんとなく記憶に残っていたので調べてみたらアメリカでもトップ10に入る名コースで、しかも同年に全米オープンを開催することを知り、是非行ってみたいと思ったのです。

実際にパインハーストをプレーしてみると、今までやってきたコースは一体何だったのか、と彼我の差のあまりの大きさにただただ驚くばかりでした。この衝撃の体験から、こういったものを作れるのは外国人の設計家しかいないと思うようになりました。外国人が日本庭園をいくら上手く作ってみても日本人が作るものには敵わないように、ゴルフコースは日本人では勝てないと思います。

調べてみると、当時一番有名だったのはトム・ファジオでした。実際パインハーストNo.8は彼の設計で、とても美しいコースで、No.4は改造、No.6は叔父で有名な設計家であったジョージ・ファジオとの共同設計でした。更に調べてみると、彼は子供と離れたくないからアメリカ大陸以外の仕事はしないと公言していることがわかりました。

他にはジャック・ニクラウス、トム・ワイスコフ、ビル・クーア&ベン・クレンショウなどいろいろな人がいましたが、当時の副支配人で(僕の知る限りで一番のゴルフオタクである)長沼秀明氏からトム・ドークの「ゴルフコースを解剖する」という本をもらいました。これが目からウロコの良本で、この本を書いた人のコースを見てみたい、と思うようになりました。能書きだけで、実際には大したことがないのはよくあることなので、全く期待していなかったのですが、2008年1月になって、ついにその機会が訪れたのです。

取引先の社長が声をかけてくれてオレゴンにあるトム・ドーク設計のパフィフィック・デューンズをプレーしに行くことになったのです。このコースも世界のトップ10ぐらいのコースで、実際行ってみるとこれが最近出来たコースなのか、という佇まいと風格、厳しさをもったコースで驚きました。ビル・クーア&ベン・クレンショウ設計のバンドン・トレイルも素晴らしいコースでした。

トム・ドークの本とコースを実際に見てみて「地形を活かした設計」の真の意味が分かるようになりました。どの設計者もこのことはセールストークとして言うんですが、普通の設計者の場合、実際には活かすどころかメッタ刺しに殺してる感じですね。元ある地形をブルドーザーでぶっ壊して人工的なマウンドの上にティーやグリーンを作っていくからです。

2008年2月、このオレゴン旅行に一緒に行った当時箱根CCのキーパーであった眞利子氏が17番ホールと18番ホールにバンカーを増設中だった京葉に米ゴルフ・マガジンのコースランキングのパネリストであったマサ・ニシジマ氏を連れてやってきてくれました。そこで何気なく「トム・ドークが改造を引き受けてくれないかなぁ?」とつぶやくようにいったところ、ニシジマ氏が「トムに聞いてみようか?高いよ(笑)」と冗談ぽく言うのであまりあてにはしていなかったのですがお願いしました。そうしたら、その次の日ぐらいには「改造は興味はないけど一応地形図だけ送ってもらって」というメールが転送されてきました。軽く衝撃を受けつつすぐに地形図のPDFを添付して返信するとすぐに返事が来ました。今度は様子が随分違っていて「短いほうのアウトコースは面白い地形をしてる。オーナーは距離とかPar72に拘るかな?」という前向きなものでした。彼の本やネットにある色々な書き物を読み漁っていて、彼の考え方はよくわかっていたし、共感していたので「距離やPar72には全く拘らないし、いまのレイアウトは無視して考えて欲しい」と伝えました。

そしてついに2008年7月にトム・ドークが右腕のブライアン・シュナイダーを連れて京葉にやってきたのです。本に載っていた写真は若く痩せていたのに、実物は結構太っていて本当に本人か本気で疑うほどでした。こりゃあ、一杯食わされたかな、と思いましたよ。

実際にはもちろんそんなことはなく正真正銘本人でした。早速現地に入って二日間ほどブライアンと二人で図面片手にコースの隅々を歩いて回っていました。図面でティーとグリーンの候補地のあたりをつけて実際にそのルートで歩いてみて、またクラブハウスに戻って別のプランを考えて実地で確認し、という作業の繰り返しでした。18ホールのティーとグリーンの位置をバランスよく決めるのは本当に一つのアートで、偉大なマエストロにしかできないワザだと思いました。無数にあるグリーンとティーの候補地の中から最良の18ホールを選び出す作業は誰もが解けるパズルではないですね。凡庸な設計家は数ホール印象的なものを選び出すのがせいぜいだし、逆に数ホール素晴らしいものにするのは比較的簡単なことです。

この作業を「ルーティング」と呼びますが、トム・ドークはパー4やパー5をどのような順番で並べるかなんてことは全く考えずに行います。結果的にパー3で始まっても構わないし、パー3やパー5が2つ続いても気にしません(実際にパシフィック・デューンズでは10番11番はパー3)。

こうして僕は京葉の改造計画のラフなプランを手にしたのでした。(つづく)

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ゴルフコースと樹木

数年前に関東ゴルフ連盟(KGA)のグリーン委員を拝命しました。そこでお知らせですが、1月29日にKGAグリーン委員会主催のグリーン研究講習会があります。テーマは樹木管理です。委員会としてぜひ参加して欲しいのは各クラブのグリーン委員の方です。今回はコース内の樹木の健康がテーマになるそうです。逆説的ですが、樹木の健康のために伐採しましょう、ということです。

京葉CCでも15年位前でしょうか、大規模な間伐を行いましたが、当時すでに開場40年ぐらいたっており遅きに失した感があります。松同士の間隔が狭いため、日照を求めて上へ上へと細く高く伸びた松が多くなってしまいました。樹形が悪い松ばかりになってしまい残念です。それでもその時から15年ほどたち、松もだいぶ太く立派になりました。

間伐したことで林からボールを出しやすくなったのはけしからん、とお叱りを受けることも多いのですが、間伐の意義は大きいのです。(1)枝と枝がぶつからなくなり樹形が良くなり、(2)グリーンやフェアウェイへの日当たりが良くなり、(3)風通しが良くなります。特にグリーンとティー周辺の樹木は悪影響が大きいです。特定のグリーンやティーの状態が悪い時はまず日陰を作ったり、風通しを悪くしている周囲の樹木や地形がないかをチェックしましょう。

芝草の管理は日照、風通し、土壌、踏圧、芝種、気候といった所与の条件を元に考えざるを得ませんが、これらの条件を少しでも緩和してあげられれば、コースの状態をより少ない費用で改善することが出来ます。ところが、一般的なゴルファーはこのような関係を知らないので、樹木も芝も両方大切にしたがります。これは非常に難題です。自然の力にはなかなか勝てません。グリーンの中に冷暖房を入れたり、排水管を利用して空気を吸ったりできるようにしているコースもありますが、莫大な費用がかかる上に、木を数本切るよりも効果は低いのが普通です。

いまはどこのコースも財政に大きな余裕はないはずなので、会員とコース管理は互いに協力し、理解しあって限られた費用をうまく使ってコースを良くしなければなりません。松の木一本育てるのに20年、30年かかるんだ、という意見はよくわかります。その場合、その大切な樹木を守り、同時に芝の状態も良くするにはいくら必要なのか、ということを考えなければなりません。

樹木を守る場合に最初に考えられるのは剪定や枝打ちです。これは他の方法に比べればまだ安上がりな上に効果もあります(それでも高いです!)。ただ、コース全体のなかで一部だけ剪定されていると不自然に見えるので見栄えはよくありません。剪定もしないであるがままの姿で残すとなると、先ほど挙げた条件のうち、日照と風通しは我慢しなければなりませんから、あとは土壌の改善、踏圧の減少、芝種の変更などが考えられます。

グリーンを土壌から作り替える場合、だいたい1平米あたり1万円から2万円ぐらいかかると思います。500平米のグリーンなら500万円から1000万円かかるというわけです。自社で作るか、外部に委託するかで値段は変わります。もっと安く済ますにはグリーンに深く大きめの穴を開けて別の土壌を入れる方法がありますが、全体の面積の数%しか変えることは出来ないので、効果は限定的です。

あまり普段ゴルファーには意識されないことかもしれませんが、ゴルファーが歩くことで生じる踏圧も芝草への大きなダメージを与えています。ダメージが集中している場合はそれを分散させるような対策が必要ですが、そうでない場合にはグリーンやティー自体が小さい可能性が高いですので、大きくする改造工事が必要です。来場者数を減らすことも対策になりますが、これでは本末転倒です。

グリーンに関しては芝種の変更も状態改善には有効で、しかも費用は比較的少なくすみます。グリーンに使われる芝は毎年幾つもの新品種が出るほど競争的な市場があります。昔であれば耐えられなかった暑さや寒さ、踏圧にも耐えられるようになってきています。

芝草のある一定のレベルへの状態改善のためのコストは樹木伐採の場合は小さく、残す場合は大きくなりますから、樹木を残すことのメリットがそれなりに大きくなければ樹木を伐採したほうがよい、という判断になるでしょう。実際のところ、グリーンやティー周りの樹木を伐採することで得られる芝草の品質の向上は、それ以外の方法ではまず得られないので、樹木を残すことを選択した場合のコストは無限大と言えます(あるいは芝草の状態の悪さを受け入れるしかありません)。

京葉CCを例に取ると、16番ホールのチャンピオンティーはどうやっても生育状態が悪く長年悩まされてきましたが、背後のこんもりとした小さな樹木を数本切ったところ、劇的に状態は改善されました。以前は毎年張替えが必要だったのですが、今ではその必要はなくなりました。

逆に樹木以外の要因で生育状態が悪いのが練習グリーンです。面積が小さいため踏圧によるダメージと、土壌不良が主な理由と考えています。土壌に関しては小手先の方法で改善できるレベルの悪さではないので、どこかで根本的な解決が必要ですが、当面はグリーンの拡大や芝種の変更で対応しようと考えています。

このように、私達は予算も含め、与えられた条件のなかでいかにコースを良くするかを考えて仕事をしています。

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“レダン”の由来

同業で僕よりも年上ですが年齢も近いということから、横浜カントリークラブの相山社長と仲良くさせていただいています。以前はそうでもなかったように記憶しているのですが、この相山さん最近、妙にマニアックです。僕としては同世代の同業の社長がゴルフオタクなのはとても嬉しいことなので、そういう仲間がもっと増えて欲しいものです。

さて、先日の話題は、このブログでも何度も触れている「レダン」でした。「レダン」というのはゴルフ界では非常に有名なホールで「世界で最もコピーされているホール」と言われているほどです。ゴルフ用語の中には日本人にとっては由来不明な言葉がたくさんありますが、レダンもその一つです。

ところが今回、相山さんがその由来を教えてくれたので、びっくりしました。「そんなゴルフの歴史や文化に興味のある人だったっけ?」というのが正直なところだったので。しかし相山さんも実は影でいろいろと情報を仕入れているようです(笑)。

相山さんによると、レダンの由来は19世紀半ばのクリミア戦争で、イギリス軍が攻めたロシア軍の要塞を「レダン」といったそうです。Wikipediaで調べてみると、この要塞は函館の五稜郭のように一部が外に突き出しているのが特徴だそうで、この闘いを指揮したJohn White-Melvilleという人がNorth Berwick(オリジナルのレダンのあるコースです)に戻ってきた時にそう名付けたそうです。

ちなみに「ゴルフ」の由来はオランダ語の「コルフ」だとか「Gentlemen Only, Ladies Forbiden」の略だとか、諸説ありますね(笑)。

参考URL: http://en.wikipedia.org/wiki/Redan

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キャディ

キャディはルールで認められたパートナーである。距離やライン、クラブ選択などに助言をすることが出来るのがパートナーであり、単にクラブを運ぶだけの存在ではない。それだけではなく、初心者の人にとってはゴルフのルールやマナーの手助けをしてくる存在であるし、また、18ホールの旅を楽しいものにしてくれる道連れでもある。

バブル崩壊以降、ゴルフ需要の減退により価格への下落圧力が強まり、より低価格でゴルフが出来るセルフプレーが普及してきた。それはそれで大変結構なことではあるが、キャディなしでプレーするといことは、キャディがやるべき仕事をプレーヤー自身がやらなければならない、ということである。そもそもディボット跡を埋め、グリーン上のボールマークを直し、バンカーをレーキがけするのはプレーヤーの仕事である。

個人的にはキャディがいるなら必ずキャディをつけるようにしている。その方が単純にゴルフが楽しい。

数年前、一人でスコットランドに行ってきた。エジンバラの東にあるノース・ベリックというコースを日本からインターネットで事前に予約し、キャディを頼んでおいた。プレーしたのは日曜日であった。

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コースについてプロショップでチェックインし、スタートハウスでキャディを待つ。しばらくしておじさんがやってきた。ノース・ベリックは公営のゴルフコースであるが、そこをホームにするクラブが三つあるという。彼はそのうちの一つのクラブのメンバーだそうで、週末にはこうしてアルバイトでキャディをするそうだ。それはアルバイトというよりも観光客を案内するボランティアのようなものに近い感じだった。

その日、彼の子供たちはコースの脇にあるショートコースでゴルフをしているという。さらに小さい子供たちにはスタートハウスの向こうに大きなパターゴルフ場があって、そこで遊ぶそうだ。街全体がゴルフと共にある、そんな街だった。

結局一人でプレーしたのだが、キャディをしてくれたおじさんと二人で雑談しながら楽しく、気持よくゴルフができた。最終ホールは短いパー4で、ドライバーだとオーバーしてしまうが、グリーンの手前は溝になっていて、非常に面白いホールだった。右側の道路の向こうはすぐ街になっていて、車が止まっている。キャディのおじさんの車もそこに停めてあるという。ちょっとスライスすれば車か家に当たってしまう、そんな距離感。「あそこには打たないでくれよな」とおじさんが冗談をいった。

その日はそこそこ調子が良かった。けれど右は街だしワンオン出来る距離ということで力んでチョロってしまった。その日は日曜日で、クラブハウスの二階のパブに上がるとトム・ワトソンが全英オープンの優勝争いをしていた。

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USGAからグリーン委員のためのガイドブック

9月号のゴルフマネジメントにUAGAのグリーンセクションが発行している“A Guide for Green Committee Members”の(前半の)翻訳が掲載されています(後半は次号)。書店に並ぶような雑誌ではないので、日本語版を誰かが正式につくって配布していただけると嬉しいです。

これは殆ど関係ないですが、グリーン委員会の「グリーン」をパットをする場所としての「グリーン」と思われている人もいるかと思いますが、この場合には単にコースそのものを指しています。そういう意味で「コース委員会」と命名しているクラブが日本に多いのも頷けます。

グリーン委員会の役割にはコース管理の予算を決めること、予算に対して適切な管理が行われているかを監視すること、コースの長期的な管理目標を設定すること、メンバーのコース管理に対する疑問、質問に応えることなどが挙げられ、非常に広範囲にわたります。ただ、日本では実際には委員会ではなく運営会社がこの役割を代行しているケースが殆どだと思います。

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ゴルフマガジン 世界100選 2011 雑感

8月1日にアメリカのゴルフマガジン誌が2年に一回発表する世界ランキングが発表されたようです。

上位はあまり変わらずで、Coore & Crenshaw が改造したパインハーストが19位から15位にランクアップしたことが目につくぐらいでしょうか。ロスアンジェルスCCも52位から39位にかなりのランクアップを果たしていますね。ここは東京ゴルフ倶楽部の改造を行ったGil Hanse が改造して評価を高めています。韓国のナインブリッジズは毎回着実に順位を上げていて、今回は55位から49位に上がっています。新しいコースや最近改造したコースは、パネリストへの周知に時間がかかるので評価が大きく上がることがあるようです。

今回新たにリストに加わったのは、4コースあります。Tom Doakのオールドマクドナルド、Gil Hanseのキャッスルスチュアート、Davis Love IIIのディアマンテ、Coore & Crenshaw のロストファームです。これにより、前回ぎりぎりでランクインしていた日本の鳴尾が100選から姿を消しました。改造をして評価を高めた東京はわずかにランクアップして96位に留まっています。毎回、数コースが新たにランクインしてくるので、何もしなければランク外に外れてしまうのが90位台のコースの大変なところで、しのぎを削る世界でもあります。

今回のランキングではTom DoakとCoore & Crenshaw がともに1コースずつランクインさせているのでTom Doakが5コース、Coore & Crenshawが4コースランクインと、この両者の激しい戦いは続きます。とはいえ、この両者はとっても仲が良いそうで、お互いを高め合う良いライバルですね。現在隣り合うコースをそれぞれフロリダに造成中だそうで、完成が楽しみです。アメリカ・オレゴン州にあるバンドンリゾートオーストラリア・タスマニアにあるバーンブーグルリゾートでは両者の世界クラスのコースがいっぺんに楽しめるので、お得です。

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